まったくサクラマスどころかニジマスにすら相手にされなくなり、なす術がなくなった私。
もう帰っちゃおうかななんて諦めかけたとき、目の前に現れたのは放流車だった。
はたして放流車は、哀れなおじさんの味方になってくれるのでしょうか？
放流狩り開始
トラックからの放流がはじまりました。
放流といえばやはりこれ。赤金のスプーンでしょう。
前回の貧乏釣り部ミーティングの際も放流後の２号池は爆釣モードになりました。
その時はある岩付近に魚が集まっており、岩の近くをルアーを通すだけで魚が釣れてしまうニジマスたちのユートピアがありました。
通称あそこガーデン
私とユッケさんが騒いでいただけなので知る人のみぞ知る秘密のスポット。
しかし、あそこガーデンは放流場所のすぐ近くのため狙える位置はすでに埋まっている。
私の釣座から池の中心を見るとうっすら岩のようなものが見えました。気のせいかもしれませんが、なんとなく岩っぽいものが見えたのです。
そこめがけてキャスト！
さあ来い。さあ来いサクラマスよ！
来た！
やはり放流後は熱い！
寄せてくるとギラリと銀色に光る魚体が見えました。
これは…
これは…
これは……
サクラマス来たーーー！
まさかの一発目でやって来てくれました。
ありがとうサクラマスよ。
逃さないように慎重にスカリに入れます。
よし！今日の目標は達成です。
まさかの事態が…
しかし、このまま帰ってしまうのはもったいない。放流効果はまだありそうなので続けます。
先程のポイントを狙ってみましょう。
ルアーが視認できるくらいの距離でルアーがひったくられました。
サクラマス！
そして
サクラマスー！
赤金に反応がなくなったらオレ金（オレンジ×金色）スプーンにチェンジします。
そしてそして
サクラマスーー！！
ヤバい。ついに探し求めていた秘境、サクラマスシャングリラを見つけてしまいました。
写真を撮っている場合ではない。
私はひたすらルアーを投げ続けます。
最初ほどのサクラマスフィーバーはなくなりましたが、時折レギュラーと混ざりながらサクラマスが釣れます。
楽しい。楽しいぞ！
ただ、悔やまれるのは我が家の冷蔵庫の容量か？余裕がなくなってしまったので今日の持ち帰りは一匹だけと約束してしまった。余計に持ち帰って今後の釣行に影響してしまったら大問題です。
今度はできるだけ早く消費していくようにしましょう。
ひとしきり楽しんで反応もなくなってきたので私はある場所へ向かいます。
そうです。
勝者のハンモックです。
ハンモックでやさしい麦茶を飲もうとしましたが、揺れてこぼしそうなので辞めました。
もうすでに満足している私は早々と捌き場でサクラマスを捌き、忘れ物であるランディングネットを受け取り発光路をあとにしました。
そして大越路トンネルの近くにある清流の郷かすおに立ち寄り絶品というジェラートを注文し帰路につくのでした。
三倍体サクラマスはやっぱりおいしい
サクラマスはズバッとおろして
サクラマス天丼と
寝かしてお刺身にしていただきました。
いや〜、美味しいなぁ。もうすっかりサクラマスに魅了されてしまった私。
冷蔵庫と冷凍庫を整理してまた釣りに行くぞ！
