ある程度魚が釣れたので3号池に向かいます。
依然として2号池との間の通路は混雑しているので山側に入ります。
難攻不落の池、3号池。
周りを見てみると釣れていないことはない。
私には釣れないだけです。
しかし、私もただ周りの池でダラダラと時間を潰していたわけではありません。
とあるチャンスタイムを待っていたのです。
そうです。ペレットタイムです。
魚の活性も上がるので放流より釣れる確率が高いのではないでしょうか。(と、私が勝手に思っています)
今か今かと待ちわびていると、2号池の奥の方からバケツを持った人が歩いてきます。
撒いています。ペレットを撒いています。
2号池を一回りして撒き終えると、スタッフのお兄さんが3号池にやって来てくれました。
やっと巡ってきたチャンス、ペレットタイムが始まります。
スタッフの方が3号池にもペレットを撒いていきます。
さあ、魚たちの狂喜乱舞の始まりだ!
…
……
……おかしい。
水面が静かです。
撒かれたペレットが水面をゆらゆらと漂っています。
やられた!もう魚はいないのか!?
なんて思っていたら。
…パクッ
…パクッ
と、水面に浮いているペレットをゆっくりと食べに来るトラウトたち。
安心しました。どうやらまだ魚はいるようです。
しかし、いつもの元気がありません。今日の寒さで魚たちも動きが鈍っているのでしょうか?
それでもペレットは食べに来るので食い気はあるのでしょう。
私のそばにもペレットを撒いてくれますが魚の反応は相変わらずです。
ポツポツと減っていくペレット。
そこで私は思い付きました。
ペレットのそばにルアーを浮かせておけば魚が食い付くのではないか。
さっそくペレットっぽい色のルアーを選択します。
ピコなチャタクラです。
ペレットの近くへとキャスト!
新技・ペレットの側に浮かせておく
さあ、魚たちよ食ってこい!
…パクッ
…パクッ
…パクッ
周りのペレットは次々と食べられていきます。
わかりますか?ペレットに寄り添うルアーの姿を。
こんな感じです。
たまにラインのたるみをとりながらただただ漂わせておきます。
…パクッ
…パクッ
これはルアーではなくペレットだよ~
…パクッ
…パクッ
……
………。
ついに周りのペレットはなくなり、ルアーだけがポツンと取り残されてしまいました。
魚もバカではないんだな…
魚との知恵比べに敗北した憐れな人間は同行者たちを昼食へ誘うのでした。
ログハウスの中は薪ストーブがついており暖かい。
冷えた体と心を暖めてくれます。
ここの食事も美味しいですよ。
今回注文したのがチキンカレーになります。
美味しいなぁ~
美味しいものを食べると幸せになりますね。
お腹も満たされたのでいざ午後の部へと向かいます!