家でピザを焼きたい
そんな妻のささいな一言から家でピザを焼く方法を探しました。
最初はバーベキューのときに出来そうなピザポットを検討していたのですが
せっかくなので庭に自分で作っちゃおう!と、いうことでネットや本を読み漁り自宅石窯計画は始まったのです。
ある程度構想が固まり、設計図も出来上がりました。
それからというものの、私はお小遣いを注ぎ込んでブロックを買っては積み、耐火レンガを買っては積みを繰り返す日々が続きました。
私のお小遣いでは一気に材料を揃えられなかったことと、作業時間が平日の朝や休日の限られた時間しかなかったことから制作期間は半年以上かかってしまいましたが、なんとか完成させることができました。
実際にピザを焼くときは石窯内を高温にするためにかなりの薪を消費するので石窯の使用頻度はそこまで高くはないのですが、石窯で焼いたピザはやはり美味しいのです。
そして久々に子どもたちからピザが食べたいという声が上がったので、石窯で焼くことにしました。
石窯の準備
我が家の石窯はニ層式で下が火床で上が焼床となっています。
今回は薪の節約のため上で火をおこしてそこでピザを焼くことにしました。
石窯を温めるために15時頃から火入れを行います。
久しぶりなので様子を見ながら火を強くしていきます。
その間にピザの準備です。
いつもは生地から作るのですが、今回は楽をして市販の生地を使います。
トッピングは子どもたちの仕事です。
それぞれが思い思いにトッピングをしていきます。
いつもはピザを焼くだけですが、今回は焼いたあとの予熱で料理できるものも準備しましょう。
スキレットにとりの胸肉を敷き詰めて
塩コショウをふりかけて
チーズを乗っけて完成〜。
そしてもう一品。マシュマロ詰めです。
石窯が温まる
そんなこんなで石窯が温まってきました。
焼床の温度計と石窯を触って外側からでも温かさを感じられればいい感じです。
炭を除けてスペースを作ります。
そしてピザをIN!
焼けたら次!
ん〜、久しぶりに焼いたからなのか、なかなか石窯内の温度が安定しません。
もうちょっとこんがりふんわりいく予定でしたが、良しとしましょう。
チーズはトロトロ。外はカリカリ。
美味しいのですが、外が寒すぎるためすぐに冷えてしまいます。
石窯の前は火があるので暖かいのですが、ちょっとでも離れるとすごく寒い。
子どもたちは早々に家の中へ避難していました。
私もピザを焼き終えたので、石窯へスキレット料理を入れてから家の中へ入ります。
家の中でぬくぬくしたり、子どもたちをお風呂に入れたりなんかしていたのですっかりスキレットのことを忘れていました。
石窯に入れてからおよそ40分後。慌てて取り出しに行きます。
!!!
マシュマロが…マシュマロがーー!!
溢れ出してしまいました。
これはこれで美味しそうですね。
チョコをかけてごまかしてみました。
それではいただきます!
かたい!
かたい砂糖を食べているよう。中身はスカスカでマシュマロのフワフワ感は微塵もありません。
キャンプで作ったときは美味しかったのですが、これは明らかに失敗ですね。
では、気を取り直して鶏肉を見てみましょう。
これも見た目は美味しそうです。
いただきま〜す!
ん!
これは!
ジューシーーー!!
とってもジューシー!塩コショウの加減もいい感じです。
こちらは大成功です。
まとめ
久しぶりに稼働した石窯。火力の調整がうまくいかなかった面もありましたが、まずまずおいしく焼けました。
子どもたちも喜んでいたし、何より寒い中火の暖かさを感じられるので楽しいですよね。
今後はもうちょっと料理のレパートリーを増やしていけたらなぁ。