行ってきました山梨県。
本当は海に行こうと計画していましたが、あいにくの台風となってしまいました。そのため計画を変更し、鉄道好きな子どものリクエストもあり、山梨県にある『リニア見学センター』に行ってきました。
中央道を走っていると大月ICと都留ICの間辺りに突如現れる高架橋はリニアの実験線です。
リニア見学センターは『わくわくやまなし館』と『どきどきリニア館』の2つの施設があります。
リニアモーターカーについてはここに来るまでは磁力で浮いているくらいの知識しかなかったのですが、なかなか楽しめました。
所在地
山梨県都留市にあります。
中央自動車道の大月ICもしくは都留ICから車で15分程です。
電車の場合は大月駅からバスが出ているようです。
開館時間
午前9時~午後5時 最終入館は午後4時半までとなっているので注意してください。
料金
一般・大学生 420円
高校生 310円
中学生・小学生200円
わくわくやまなし館
お土産屋さんです。山梨のお菓子からお酒、リニアグッズはここで買えます。
我が子はリニアモーターカーの箸と鉛筆を買っていました。
どきどきリニア館
こちらがリニアに関して学べる、体験できるメインの施設です。
わくわくやまなし館から少しだけ歩きます。
こちらは3階建ての建物でそれぞれ『学ぶ』、『体験する』、『見る』とフロアに特色があります。
それぞれのフロアにラウンジやテラスが設けられており、試験走行しているリニアモーターカーを見学することができます。
リニアモーターカーが通過するときは館内放送が入り教えてくれます。また、モニターに現在どこら辺を走行しており、どの程度で通過するのかが表示されておりわかりやすいです。
リニア館1階
『学ぶ』エリアです。
入ってすぐに目につくのが、展示されているリニアモーターカーです。これは実際に試験走行していた車両のようで2003年に当時世界最速記録の581㎞を樹立したものだそうです。
実際に車内にも入ることができますが、展示用に改造されているため座席は片側にしかついていません。
ここにはキッズスペースがあり、お子さんが飽きちゃった場合は遊ばせることができます。ただ、我が家は子どもに気づかれないように気を逸らしながら通過しました。
リニア館2階
『体感する』エリアです。
ここは超電導リニアの仕組みを体験できたり
実際に磁気浮上走行をしているミニリニアに乗れたり
小さいプラレールのようなリニアモーターカーで遊べるワークショップルームがあります。
私のおすすめは一時間に一回行われていた超伝導体を使用してリニアの仕組みを説明してくれる実験です。実際のリニアの仕組みとは違うようなのですが(係りの方が詳しく説明してくれるのですが私にはわかりませんでした)、一見の価値ありです。
磁石で作られたレールの上を超伝導体が進みます。常温の超伝導体は磁石にくっついたり離れたりすることはないのですが、液体窒素で冷やされた超伝導体は浮きながらレールの上を進みます。レールは上り下りだけでなく一回転したり捻られたりと縦横無尽に作られています。
壁のないレールから落ちない理由はピン止め効果とかなんとかの説明がありました。液体窒素から取り出し、超伝導体の温度が上がってくると徐々に浮力も落ち、脱線してしまいます。
詳しくはぜひ足を運んで見て聞いてきてください。
リニア館3階
『見る』エリアです。
時速500㎞を体感できるシアターがありますが、我が子がドはまりしたのは中央にある山梨の景色とリニアのジオラマです。試験走行している本物を見ずにずっとここに入り浸っていました。
ちなみにここのラウンジには自動販売機(軽食、アイス、飲み物)があり、唯一飲食ができるスペースとなっています。
道の駅 都留
リニア見学センターのすぐそばにあります。リニア見学センターにはご飯を食べられる場所がなかったので昼食で利用しました。
レストランは山梨の特産を取り扱っており美味しそうだったのですが、混んでいたためちょっと手前のうどんそばとパンを買って食べました。
また、ここには「自宅で留守番をしている愛犬に」と、犬用のお土産も置いていました。しかも!鹿ジャーキーの試食も!
まめ吉のために1枚いただいて帰りました。
今回は子どもより妻のほうが興奮していましたね。リニアモーターカーは最初は車輪走行をして速度が上がってきたら浮上走行をするそうです。そんなギミック?も男心をものすごくくすぐりました。そんな大人でも楽しめる施設になっております。