釣りをしているとたまにキャスティングを失敗してしまうことがあります。
足元にボチャン!ならまだ良いのですが、水面ではなく岩場にルアーをぶつけてしまうことがあります。
塗装が剥げたりアイが外れるくらいならまだしも、ルアーが壊れてしまったらショックで立ち直れません。
以前、ヤシオマスを釣り上げたルアーを一緒に行っていた友人(初心者)が貸してくれと言うので貸しました。
そして返ってきたときにはこうなっていました。
そんなに大きく欠けていないしルアーもなんとなく動いていたからそのままにしていましたが、なんとなく思い立ったので修理してみることにしました。
使うもの
用意したものはこれ。
同じ形のルアー
UVレジン
おゆまる
です。
UVレジンは紫外線で固まるアクセサリーなんかを作るときに使われるあれですね。
真ん中の噛んだガムのようなものがおゆまるで、お湯で温めると柔らかくなり、冷めると固まるものです。
どちらも100均で手に入ります。恐ろしい世の中になりました。
では、早速作業にうつりましょう。
割れていないルアーのリップをおゆまるで型どります。
おゆまるを熱湯から取り出すときは火傷に気を付けてください。
そのまま冷まして固めます。
冷めて固まったらリップが割れてしまったルアーをはめます。
ピッタリですね。
割れてしまっている部分にレジンを流し込みます。溢れないように注意しましょう。
UVライトをあててレジンを固めます。
十分固まったところで取り外してみましょう。
おー。思いの外しっかりとくっつきました。
色は塗っていないのですが、これはこれでなんとかなるでしょう。
UVレジンとおゆまる、色んな可能性を感じますね。