やって参りました。
我が子②が通う幼稚園の餅つき大会です。
このイベントはなんとお父さん限定。
お父さん以外は一切参加が出来ないのです。
しかも開催が平日のため参加できるお父さんも限られてしまいますね。
私の職場はお子さんの行事があったら休んで大丈夫です!というスタイルなので、しっかりと休みをいただいて参加してきました。
そのため朝の送迎も私がしましたが、他の車をみてもなんだかお父さんが多い印象です。
きっと餅つきに参加するんだろうなと心でニヤニヤしながらいったん家に帰ります。
10時集合なのでそれまでに洗濯物やお風呂掃除、まめ吉の散歩を済ませます。
あぁ、気持ちいい。
普段家事はほとんどしないのですが、この日は気分がハイになっていたのでしょう。
家事ハイです。
普段から家事をやってくれる妻に改めて感謝です。
さて、時間になりましたので幼稚園へ向かいましょう。
ほぼ時間通りに到着です。
お父さんたちも集まってきました。
私も含め24名のお父さんが集まったようです。
白線で円が書いてありその中に臼と杵が置いてあります。
その円の周りを園児が次々と囲んでいきます。
この餅つき大会は年長さんがつきます。
なので参加するお父さんも年長さんのお父さんたちなのです。
お父さんだけの集まりはすごく楽です。
必要以上の会話をすることがないため、人見知りの私でも何も気にせずその場にいられます。
まずはお父さんたちがつき始め、餅米をまとめていきます。
つくタイミングに合わせて園児たちが「よいしょー」と声をかけてくれます。
これがまたかわいいのです。タイミングも合わないのですが、かわいいからいいのです。
さあ、私の番が回ってきました。
園長から1人10回餅をついてくださいと指示を受けます。
杵をぎゅっと握ります。
杵を振り下ろした際に臼にぶつけてしまうと木のくずが餅の中に入ってしまうため、気を付けなければなりません。
しっかりと餅に狙いを定めます。
園児たちの視線が集まります。
杵を振り上げ構えます。
張り詰める空気。
ミスは許されません。
杵を握る手にも汗がにじみます。
子どもたちの期待を受けて……
振り下ろす。
ペタン
よし!命中!
そのまま10回餅をつきました。
実際はこんな緊張感もなく、楽しく餅つきは進みます。
次は園児たちの番です。
大人の杵より小さい杵を持ち、3人1組となってついていきます。
一人一人に先生がついて補助をしてくれます。
小さいけど重いようでなかなかつけない子もいますが、みんな一生懸命に餅をついていました。
我が子の番になりましたが、ちょうど先生の影になって見えず。
ちょこっとだけ頑張っている姿が見えました。
つき終えた表情はなんだか誇らしげ、他の園児たちもやりきったと満足げです。
餅をつき終えるといよいよ。
父親の技量が試される試練が待ち受けているのです。