ヌマチチブの猛攻をかいくぐり、なんとかマハゼを釣りだした私たち親子。
朝食を食べている息子をよそに、ハゼを追加していきます。
ダイソータックルですが、ハゼのあたりもわかり問題なく釣れていきます。
秘密兵器投入
そこそこ釣れたのでここらへんで秘密兵器を出しましょう。
テレレテッテレー
な〜ぞ〜の〜あ〜ん〜こ〜う〜
見るからに謎に包まれた怪しいあんこう。この妖艶なボディがハゼたちを魅了するわけですね。
使い方は簡単。
おしりに糸を結んで
針にエサをつけるだけ。
あとは他の仕掛け同様に投げ込んであたりを待ちましょう。
重みがあるのでヨレたラインのダイソータックルでも比較的スムーズに落ちていきます。
そして、暫しじっと待つ。
待つ。
待つ。
さっきまで釣れていた位置を狙ったのですが、あたりはありません。
あんこうを引き上げてみるとエサがなくなっていました。
その後も同じような状態がしばらく続きます。
ハゼがいないのか?いや、エサがなくなっているから何かしらには食われている。
しかし、全然あたりはない…。
ん〜?もしかしたらあんこうが重たすぎてあたりが伝わってこないんじゃないか?
このあんこう、調べてみると30gもありました。
というわけで残念ながら秘密兵器のあんこうの出番はここまでとなりました。
水位が下がったので延べ竿
そうしている間に水位がだいぶ下がってきているようでした。
7尺のひなたでもギリギリ狙えるようになったので私も延べ竿を使っていきます。
さっきまであんこうで狙っていた場所に落としてみるとちゃんとハゼは釣れました。
延べ竿は手返しの良さやダイレクト感がたまりませんね。
息子もエサをつける→釣る→ハリを外すという一連の流れは十分に行えています。釣れなくなると自分でポイントを探したりと一丁前になってきました。
ただ、集中力は長くは続かないのでタナの取り方が適当になったり釣ったハゼと遊んでいたりしますが、ここまでできれば上々でしょう。
そして相変わらず息子のポテポテさんへの信頼は健在。
「ポテポテさんはあっちにいるよ」「ポテポテさんの方へ行こうよ」
再三私に場所の移動を提案してきます。
しかし、潮の流れが強いのでできるだけボートの移動はしたくない私。まだこの場所でも釣れることをアピールしなんとか粘ります。
私「ほら釣れた!」
カニでした。
さすがにハゼが釣れなくなったので重い腰を上げて場所の移動をすることにしましょう。
浅瀬に乗り上げたり他のボートにぶつからないよう細心の注意を払って大回りで移動します。
すごい大回りをしたつもりでしたが、さっきまでいたポイントへ戻ってきていました。
恐るべし大潮。
残り少なくなった私の体力を振り絞り、やっとの思いで息子念願のポテポテ親子ボートに接近することができました。
「もう少しで100〜」
相変わらずポテポテ親子ボートからは楽しそうな声が聞こえてきます。理想の親子ボートですね。
ボート移動で体力を使い果たした私はおやつタイムにします。
息子にも一緒に食べないか誘いますが「いらない」と一蹴されました。
ひとり寂しいおやつタイムにより、ポテポテ親子ボートが更に輝いて見えるのでした。
場所移動は正解だった
おやつにより体力も戻ってきたので釣り再開です。
新しい場所は先程の場所よりも水深があるため息子の9尺の延べ竿でもギリギリ、私はリール竿に戻しました。
しかし、この場所移動が功を奏すこととなるのです。
型は小さいのですが、ハゼがよく釣れます。
そして
ついに
ブルブルブル
今までにない強い引きで
出ました!
待ちわびた天ぷらハゼです。
しかも、大きいのをさらにもう1匹追加。
いい大きさです。
ポテポテ親子は一足先に100匹達成していました。
私たちもいつの間にかあと5匹で100というところまできていたので、きりがいいところまでいってしまいましょう。
もうこのときの私にはハゼの下処理地獄のことなんて頭にありませんでした。
目指せ100!
場所がよく割と早くいい感じに釣れていきます。
最後の1匹を息子が釣って100匹は達成しました。
先に上がっていたポテポテさん親子に挨拶し今回のボートハゼ釣りも無事に終了です。
まとめ
結構難しいと構えていた今回のハゼ釣りでしたが、大きいのも釣れたし数も出たので親子共々大満足な釣行となりました。
これで今シーズンのハゼ釣りは終了ですかね。
装備も揃ってきたし来シーズンはもうちょっと多く行きたいですね。
ボートハゼ釣り、楽しいですよ!