さて、いよいよ実釣編です。今回は最近釣り熱がかなり上がっている長男、次男との釣行です。
何が釣りたいだの釣ったらどうやって食べたいだの車内は大盛り上がりです。
いい感じに釣り好きになってきてくれています。まだ、エサ釣りのように釣りやすいことが条件ですが、なかなか良い傾向ではないでしょうか。
男三人、熱い釣行が始まります。
到着
現地に到着したのは9時ちょうど。すでに一組が時間釣り池で釣りをしていました。
天気はぐずついていましたが、我ら男たちの熱気により雨はやんでいる状態です。
私たちが帰るまでこの一組と我が家3人の二組だけでした。万が一、人が多くても池の数が多いので分散されそうなので3密を防げるでしょう。
受付小屋に行くとお兄さんが掃除をしていました。
恐る恐る話しかけてみると、なんとも丁寧に対応してくれました。
お兄さんが受付と簡単な説明をしてくれ、仕掛けとバケツを借りていざ出陣です。
池はたくさんありますが、本日の目標はヤマメを釣ること。
他の池には目もくれず、子どもたちを引き連れてヤマメ池を目指します。
坂を上りきり、ヤマメ池の中を覗いてびっくり。
かなりの魚影です。こんなにたくさんのヤマメちゃんたちに出会えるなんて。
今回は竿を2本借りました。私は子どもたちのアシスタントにまわります。今回も接待釣りです。
ヤマメ池にて釣り開始
それぞれの針にエサを付けて釣り開始です。
この魚影なのですぐにあたりがあります。が、アワセが難しくエサだけを取られてしまっています。
このヤマメ釣りのいいところは簡単ではないことですね。
エサを入れてすぐに釣れてしまうようでは、すぐにバケツがいっぱいになり釣りが終了してしまいます。そのため、まだ釣りたいと騒ぐ我が子をなだめるのに一苦労します。
また、苦労してやっと釣り上げた一匹はより感慨深いものになるでしょう。
こうやって釣りの難しさや楽しさを覚えていくのですね。
しかし。
次から次へとエサを取られていく子どもたち。私はエサを付けるのにてんてこ舞いです。
もはや接待はここまで。
心を鬼にして鬼教官となりましょう。
長男は以前までエサの取り付けは行えていたのですが、一度針が指に刺さってから恐怖心が植え付けられてしまいその時からエサをつけることが出来なくなってしまったようです。
ならばその恐怖心を上回る鬼となり、エサの取り付けを指導します。
なんのことはない。2人とも何度かやればすぐにできるようになりました。
そうなればあとは釣るだけです。
あたりはあるもののすぐにエサを取られてしまうようでなかなか釣ることができません。
こんなときこそ父親の威厳をここで見せるしかありませんね。
次男から竿を借り、糸を垂らします。
ピクピク
やはりエサを取られてしまいます。
ウムウムやはり一筋縄ではいかない。今度はウキに全集中します。
ピクピク
激アワセをぶちかまし、無事に一匹釣ることができました。
これを見た子どもたちもより釣り熱が上がってきたようです。
釣りたくてソワソワしている次男に竿を渡します。
しかしアワセがなかなか難しいようですぐにエサをとられてしまいます。
中物池へ移動
長男「お父さん、隣で釣っていい?」
しびれを切らした長男が池の移動を提案します。
ただ、提案先が中物池のため少々悩みましたが、せっかくなのでやってみることにしました。
今回の私はいつもより強気です。なぜなら…
軍資金が出たから
「子どもと出掛けてくるから今日はゆっくりしてて」
と妻に話しかけたところ軍資金を手渡されたのでした。
これならいつもよりお高いヤマメも大きめのニジマスも怖くありません。怖いものなしです。
さあ子どもたちよ、思う存分釣るが良い。その前に父からのアドバイスを送ります。
「ここの魚は大きいから一人一匹までね」
子どもはなんて純粋なのでしょう。ドケチな父からのアドバイスをキラキラした目で聞き、釣り始めました。
あたります!
大きいとはいえやはりニジマスなので釣りやすいようです。内心釣れるなと願っていたことは内緒です。
まずは長男。
その次に次男と立て続けに釣れていました。
次男が釣り上げた際には長男が手伝いをしていました。魚から針を外すのは私の役目でしたが。
やはり大きいと引きが強く楽しいようです。
無事に2人とも一匹ずつ釣り上げたので、これでみんなボウズを回避しました。
あとはヤマメをもっと釣るのみ。
我が子たちはヤマメを釣り上げることができるのか?