さて、釣行編が始まります。
今回ご一緒したのは、HALさん親子、はじめましてのkanさん親子、そして私になります。
前日まで雨予報だったためソワソワしていましたが、HALさんから無事にGOサインが出ました。
そして当日朝、家を出るとパラパラ小雨が…。
これは覚悟を決めるか。
セブンイレブンでカッパを購入し備えます。
途中雨足が強くなる場所もありましたが、現地に到着すると雨は降っておりませんでした。ちょっとひと安心。
先に到着していたHALさんにご挨拶をし、その後にkanさんにもご挨拶です。
HALさん息子さんはイケメン釣り師で、kanさん息子さんはかわいい釣り師でした。
クリアな水の中に大量の魚たち。それはそれは気持ちも高ぶってしまいます。
そんな私たちを優しく見つめる眼差しが。
イトウさんです。
あの幻の魚がわざわざ浅瀬までやって来てくれました。
ここではイトウが釣れても写真撮影ができないので、今のうちに撮らせてもらいました。
そもそも釣れる気は全くしませんが。
そんなこんなで釣り開始
受付を済ませ、みんな横並びでスタートです。
魚たちは足下に大量に集まっています。
最初はお決まりのアカキンスプーンで始めます。
グッ!
いきなりバイトが!
しかしのらない。
その後しばらく投げ続けます。
魚が追ってきてルアーにちょっかいを出すのですが、魚はいっこうにかかりません。
しばらくして魚がルアーを追わなくなったのでルアーをチェンジしようとスプーンを手にしました。
なんとフックが折れていました。どおりで魚がかからないわけです。
最初のバイトのときでしょうか?
すそのフィッシングパークの魚たちのポテンシャルの高さを思い知らされました。
そんなときふと周りを見渡すと満遍なく人が入っている池の片隅の、ある部分だけ誰もいない場所がありました。
ルアー交換前にちょっと様子を見てきましょう。
若いあんちゃんも様子を見に来たようで「いつもは1、2番くらいに埋まっちゃう人気の場所なんですけどね。なんで空いているんでしょう?」と話していました。
確かに足下にいる魚影は他の場所に比べると圧倒的に少ないです。
それでも、普段埋まってしまうような一等地が空いているならここで釣りましょう。
荷物を持って釣り座を移動します。
あの有名な崖が間近で眺めることができるプライベート感満載な場所です。
こちらのプール状の場所には結構魚が溜まっていました。
先ほどの若いあんちゃんも近くで釣りを始めています。
池の中央にルアーを投げて結構釣っています。
「魚はいますね」
次々と釣っていくので何のルアーを使用しているか聞いてみました。
「こういう小さいのを沈めては浮かし沈めては浮かしと動かします」
縦釣りです。
縦釣りに挑戦してみる
実は私もチケットを購入する際にあるルアーも一緒に購入していました。
それはこちらです。
噂のinvite。
0.3gと1.5gの2つを大人買いです。
財布の紐が緩んでしまうのはすそのフィッシングパークの素晴らしいロケーションも影響しているのでしょう。
早速0.3gをつけて投げてみます。
やはり私のタックルでは飛ばない。しかし、それは分かりきってのルアーの選択です。
若いあんちゃんによると「ゆっくりと沈むものがいい」ということなので0.3gでの挑戦です。
思惑通りゆっくりと沈んでいきます。
しかしここであることに気付いてしまいました。
私が投げられる範囲に魚がいないのです。
たまに泳いでくるのですがすぐにどこかへ行ってしまう。
なので魚が溜まっているプールで挑戦です。
こちらは水深も浅そうです。赤身と思わしき魚もいます。
ここでキャストするとちょうど崖にぶつからないくらいのいい距離にルアーが飛びます。
そしてゆっくりと沈下。
それに魚も反応しています。
クリアなのでその様子がよく見える。
面白い!
ただ、面白いのと魚が釣れることは別なのですね。結局釣ることはできませんでした。
見様見真似でやってみましたが私にはまだ縦釣りは早かったようです。
いつかは習得してみせましょう!
その後は手当たり次第ルアーを投げますが音沙汰なし。
朝早かったため車で昼寝でもしようかとしたそのとき、救世主が現れました。
放流車到着
ガッチャンガッチャン
何やら大きな音をならしてコンテナをぶら下げたフォークリフトがやってきました。
そのままドバーッと放流です。
ちょうど私の位置から向かい側です。
私のスマホのカメラの限界に挑戦してみました。
早速ルアーを赤金のスプーンに戻して放流魚を迎え撃ちます。
あたる、あたるぞ!
放流後しばらくは何もありませんでしたが、放流魚が回ってきたらしくあたりが連発します。
あたるのはあたるのですが、本当にあたるだけ。
これが私の限界なのでしょう。
そんなとき、水面を魚たちがパチャパチャし始めました。放流効果により魚の活性が上がってきたようです。
こんなときは表層を狙えるルアーにチェンジしてみます。
カヤクラFです。
水面をプルプル泳がせていると
ガツッ
釣れました。
やったぜーい
嬉しくて小躍りをしていると大変なことに気付いてしまいました。
クーラーボックスの準備をしていない
魚を入れるための袋がクーラーボックスの中でまだきれいに畳まれたままなのです。
とりあえず魚をネットに入れたまま水の中に入れておき、ササッと袋を広げます。
いざ魚を入れようとネットを持ち上げようとしたとき
ピョンピョ~ン
と元気よく池の中へと姿を消していきました。
準備の大切さを痛感した瞬間でした。
つづく…。