前回ついに出穂した様子をご報告しました。
出穂してからしばらくはとてつもない暑い日々が続いていました。
その後に稲穂に異変が現れ始めたのでした。
13週間後
お気づきでしょうか?
白くなってしまっている穂があるのです。
一部が白くなっているものも。
これは一体何なのでしょう。
調べてみると穂が白くなる原因はいくつかあるようです。
①穂いもち病
いもち病。なんとなくですが、きいたことがあるような。
穂いもち病は葉いもち病からの伝染が主なようです。そのため、葉はいもち病特有の茶褐色の紡錘形の病斑が見られるようです。
田んぼの様子を見てみると、なんとなく病斑っぽいものがあるような…。
②白穂
稲穂が成熟するときに十分な水分がないと、根からの水分供給が間に合わなくなってしまうようです。
そのため受粉が行われず、実ができないみたいですね。
確かに触ってみると穂の中身は詰まっておらずスカスカでした。
フェーン現象などがあるとなりやすいみたいですね。
暑い日が続き、水がなくなってしまっていることもありました(8月中旬頃)。
そのため、穂が白くなってしまった原因はおそらく天気が続いてなくなってしまった水を入れ忘れてしまったことだと思われます。
この頃は夕立もなかったのでこまめに水量を確認するべきでした。
これからは毎朝確認をし、足りなくなりそうなら水を足していこうと思います。
14週間後
白穂の驚異から1週間。あれから水管理は怠っておりません。
稲穂は白ではなく黄金色になってきています。
しかし、私はある日見てしまったのです。稲穂にいる憎きあいつを。
カメムシです。
なんとなく嫌な人もいそうなので写真ではなくイメージで。
実際はもっと黒っぽいやつでした。
カメムシはまだ固くなっていない籾にストロー状の口を刺して中身を吸ってしまいます。
吸われた籾は黒くなってしまう斑点米になってしまいます。
カメムシのための薬剤もあるようですが、薬剤を撒くのも気が引けてしまいます。
カメムシが来るのは無農薬の証でもあるため、見つけたら叩き落としていくことにしました。
これで毎朝、水分量とカメムシチェックが日課となっていきました。