散歩に慣れてきたまめ吉。もともと好奇心が旺盛なまめ吉は、くんくんクンクンあっちに行ったりこっちに行ったり、動くものを見つけたらそちらに猛dash。引っ張りながら歩くため前足が浮いたまま進むこともあります。
小型犬なので引っ張られて転倒してしまうということはないのですが、手が痛いのです。リードの長さを調整するため手に巻き付けて持っているのですが、締め付けられて痛いのです。
しかし、私がよくても他の人が嫌になってしまったらダメなのです。子どもにも散歩は手伝ってもらいたいのですが、今のままでは子どもではひっくり返ってしまいそうです。
そして何よりまめ吉自身が辛そうなのです。あまりにも引っ張るもんだからゼェゼェ言いながら進んでいます。
そんなんなるなら引っ張らなければいいのにと思いますが、それでも引っ張ってしまうのがまめ吉なのです。
引っ張るまめ吉の速さに合わせて歩くことは腰に痛みのあるおじさんには少々きついものです。
やはりしつけが大切ということで
我が家が実践したしつけの内容は
引っ張たらNO!と言う
我が家ではまめ吉が悪いことをしようとしたらNO!と言ってやめさせています。これを引っ張り矯正にも導入してみました。
とにかく引っ張たらNO!と言う。
これはあまり効果はありませんでした。よっぽど人にとびかかったりしそうなときは今でも使いますが、引っ張り矯正には向いていなかったようです。
引っ張ったら立ち止まる
そのまんまです。まめ吉が引っ張ったらその場に立ち止まります。20~30秒程したら歩き出す。
ということを繰り返しました。
まめ吉に引っ張ったら進めなくなるということを覚えさせるのです。
これがまた大変。
立ち止まっても歩き出すとまたすぐに引っ張るのでまたすぐに立ち止まります。
散歩の時間はいつも通りなのに距離は半分以下になってしまいました。
休日ならいくらでも付き合えるのですが、平日はさすがに難しいです。
一週間続けてみましたが大きな変化はなく私の心はヘシ折れかけていました。
そんなある日
いつも通り立ち止まっているとお座りをするようになりました。
座ってすぐに歩き出すと座れば歩けると覚えられてしまいそうなので、お座りしてもしばらく立ち止まってから歩き出すようにしました。
この日以降、立ち止まって歩き出してから引っ張るまでの時間が延びてきました。
引っ張ったら逆方向へ進む
これは立ち止まるのではなく進行方向とは逆の方へ進むのです。
まめ吉は家が近くなると引っ張ることが多くなります。ご飯前に散歩に行くから家に行けばご飯がもらえると思っているのでしょう。
だからこそ逆へ行く。
逆方向へ進むと『え?なんで?』のような感じで後ろを振り返りながらついてきます。
私の前に出ることもなく、大人しくついてこられたら『よし』と声をかけてもとの進行方向へ戻ります。
これなら立ち止まることはないので移動距離も稼げます。
何より効果は抜群でした。
今でも引っ張ることはありますが、以前よりはかなり軽減しています。
リードが緩んでいるとまめ吉も楽そうです。
立ち止まったり逆方向に進まなくなってきたので、散歩の距離がかなり延びてきました。
まめ吉より私の方が疲れてしまうくらいです。
今では急に走り出して引っ張るときは『立ち止まる』、持続的に引っ張るときは『逆方向へ進む』となんとなく使い分けています。
散歩の距離が延びてから私の体重と体脂肪率は減ってきました。
まめ吉との健康ライフ。一人でやるよりもたのしいですね。