時は遡り8月の中旬。
まだまだ暑さが厳しかった頃。いつもだったら友達家族とバーベキューなんかしているのですが、去年も今年もそんなことできるわけもなく。
それでもせっかくなので夏らしいことをしようと流しそうめんをやることにしました。
道具
まずは道具を揃えないといけません。
我が家の隣は竹林。今まで流しそうめんをするときは地主さんに許しをもらって竹を一本切って持ってきていました。
丁度いい長さに切ってから竹を割り、節を取っていく。
やはり本物の竹を使っているので出来上がりはかなり本格的になります。
しかし!本物の竹なりの問題点もあるのです。
まずは繰り返し使えないこと。本物の竹はやはり生モノ。使ってからしばらくするとカビが生えてきてしまうのです。
しっかり乾燥させたり消毒することである程度カビは防げるようですがなんとなく衛生面が気になってしまいますね。
次に加工が大変ということ。
先程も書いたように本物の竹は使い回しがしにくいです。そのため毎年新しい竹を取ってきては流しそうめん用に加工していました。
特に竹を家まで運ぶことと竹の節を取ることが大変なのです。子どもの喜ぶ顔を想像すると頑張れるのですが、年々身体への負担も増してくるのです。
何かいいものがないかと探して見つけたのがこちらです。
人工青竹~!
流しそうめん用なので見た目が竹にそっくり!なので本物の竹に負けず劣らずなかなかな雰囲気を醸し出してくれます。
さて、竹の準備ができたらあとは流す水をどうするかですね。
これも今までは水道にホースを繋いで水を流していました。やはり衛生面から毎年新しいホースに買い替えていたんですね。
そんなことをしていると経済的ではないし何よりホースが増え続けてしまいます。
なので今回はダイソーでこちらを買ってきました。
プラスチックコンテナーです。
ここから水をジャボジャボ流す作戦ですね。
この他に折りたたみができる蛇腹のジャグやもっと大容量の柔らかいタイプのジャグも売っていました。
蛇腹タイプは中を洗うのが面倒そうだし、柔らかいタイプは水が減ってきたら不安定になりそうだったのでこちらのタイプにしました。
しかもこれ、コック部分が取り外しができるのです。最初は外れている状態ですが、ちゃんと説明書があるので問題なく付けることができます。
そしてセッティング
竹を固定する足台はホームセンターで大中小と3本ずつ購入してきた支柱を紐で縛って開いて使います。
この支柱は100均でも購入することができます。
水を流す水源となるプラスチックコンテナーを設置し、ちゃんと水が流れるように微調整していきましょう。子どもがメインなので水流がゆっくりになる程度の角度をつけていきます。
しっかりと水が流れることを確認し、最後に落ちるそうめんをキャッチするザルと鍋を置いたら完成です。
(周りがとっ散らかりすぎているので画像は加工してあります。)
全体像を撮ったつもりでしたが、どうやら忘れてしまったようです。
そして本日の主役であるそうめんが茹で上がり、天ぷらたちも無事に揚がってきました。
流す!
それでは流していきましょう。
今回は暑かったのでプラスチックコンテナーには大量の氷を入れてみました。(暑すぎてすぐに解けてしまいましたが…)
コックを開けて水を流します。今か今かとスタンバイする我が子たち。
そうめんを流すと程よいスピードで流れていきます。
もともとそうめんが好きな我が子たちですが、流しそうめんをするといつも以上に食べている気がしますね。
今回は買い忘れてしまいましたが、ミニトマトやキャンディチーズなんかを流しても盛り上がりますよ。
メリット・デメリット
さて、本物の竹ではなく人工青竹を、ホースではなくジャグを使ってきましたが、それぞれメリットとデメリットを感じたので書いていきます。
人工青竹のメリット
洗うのことが簡単で清潔
使用後は食器を洗うようにスポンジでワシワシ洗え、余分な水気を拭き取ればすぐに乾燥します。繰り返し使え清潔に保管できるのが最大のメリットではないでしょうか。
準備も簡単
本物の竹のように切り倒してからの運搬や節を取るような作業もなく、物も軽いので設置が楽にできます。
人工青竹のデメリット
軽い
先程メリットで挙げた軽さですが、設置したあとはデメリットになることもあります。
本物の竹は重さがあるので足台に乗せるとかなり安定感がありました。人工青竹は軽いので足台に軽く接触しただけでも動いてズレてしまうことがあります。
足台を地面に固定するか足台の改良が必要だと感じました。
初期費用がかかる
実は私、人工青竹を購入するのに結構悩みました。色々探してみてもなかなかなお値段がするものばかりなんですよね。
竹の加工のことや繰り返し使えることを考えると買った方がいいかなということで踏ん切りがつきました。
見た目を気にしないのであれば雨どいでも可能なので費用を抑えたいのであれば雨どいでも良いかもしれません。
プラスチックコンテナーのメリット
掃除が簡単
ダイソーで購入したプラスチックコンテナーですが、開口部が広くコックも取り外しができるのでとても洗いやすいです。やはり食品で使うものなので清潔にできるものがいいですね。
プラスチックコンテナーのデメリット
水量が少ない
これは私が想像していた以上に水は保ちませんでした。最大で3.8l入りますが、時間を計測したところ1分半で水流は弱くなり2分半で水が出なくなってしまいました。そのためにヤカンやペットボトルで予備の水を準備しておく必要があります。
以上、メリットとデメリットを挙げさせていただきました。
好評だったのでもう一度くらいやりたかったのですが、9月に入ってから気温が急降下。まだ暑さが戻ってくる日があると思うので天気を見ながら検討していこうと思います。