前回の記事を書いていたら思い出してしまいました。
きっかけは何だったでしょうか?
TVでみたか、雑誌で読んだか。
何で知ったかは忘れてしまいましたが、一目ぼれだったことは覚えています。
気付いてしまいました、「ベイトリール」のかっこよさを!
私は釣りをするなら釣った魚は食べたい派なので管理釣り場での釣りをはじめました。他魚種の釣りを始めるにはルアーや仕掛けも変えなくてはいけないので、今のまま管理釣り場でベイトリールが使えないか調べてみました。
管理釣り場で使用するルアーの重さは大体2g前後、軽いものは1g未満の物もありますし、重いルアーは釣り場によっては禁止されていることがあります。
軽いルアーを投げるのは「スピニングリール」が適しているんですよね。
そのため、管理釣り場ではほとんどの人がスピニングリールを使用しています。
ベイトリールで軽いルアーを投げるとかなりの確率でバックラッシュが起きてしまいます。
なので巷では、軽いルアーを投げられるようにカスタムすることが流行っているようです。
そこで、今まで使ったリールやロッドを紹介したいと思います。
釣りのプロの方のような詳しいレビューはできません。初心者の戯れ言だと思ってあたたかく見守ってください。
リール
一番最初に買ったリールはシマノの「スコーピオンXT1001」(今はもう売ってしまって手元にはないのですが)でした。
赤いボディがなかなか渋かったです。
とりあえずスプールを変更しただけで使用してみました。
ところが…
バックラッシュしまくり!
なんでよ!スプール変えたのに!
この時私はスピニングリールでするようなキャスティング方法だったんですね。
でも、ベイトリールでキャストする場合はスピニングリールのときと手首の向きが違ったんですね。ベイトリールの場合は手の甲を自分の方に向けてキャストします。形としてはダーツを投げる時のような形でしょうか?手首のスナップをきかせるようです。
手首の向きを意識したことでバックラッシュは軽減していきました。
まずはこのスコーピオンでベイトリールに慣れていきました。
2台目
アブガルシアの「1500c」です。
私の憧れていた丸形のリールです。
このリールは結構いじくりまわしました。
分解図も手に入れて、カスタム以外にも自分でメンテナンスをしたりしました。
変更点
- スプール
- マグネットブレーキ
- コグホイール
- レベルライン
おそらくここらへんだったと思います。
スコーピオンより古いリールなのですが、こちらの方がキャストしやすかったです。愛着の差もあるのでしょうか?
ただ、私は右投げ左巻き(右手で投げて左手で巻く)なので左ハンドルのスコーピオンは使いやすかったのですが、1500cは右ハンドルのためキャスト時とリールを巻くときに手を持ち替えなくてはいけないのがなかなか慣れませんでした。左ハンドルの1601cというモデルもあるにはあるのですが、すでに中古しかなく、バカみたいな値段の物しかなかったので諦めました。
ロッド
トラウト用のベイトロッドはほとんどなく(当時)、あっても値段が高いやつしかありませんでした。バス釣り用のベイトロッドはたくさんあるのでその中から選ぼうとしていたのですが、ひょっこり発見してしまいました。
その名も
「鱒レンジャーZ CT56M」
貧乏人の味方、鱒レンジャーのベイトロッドバージョンです。
今は新しいモデルが販売されています。
【即納】下野(しもつけ)鱒レンジャー改CT-40/CT-50Dark Knight2【1ピース、ベイトロッド】【大型宅配便】
グリップも木目調になっていて見た目もなかなか。それでいて3000円台とリーズナブルでした(普通の鱒レンジャーは1000円台なのでそれよりは値は張りますが)。
小さい魚でもロッドがぐんぐん曲がるので楽しかったです。
その次はシマノの「カーディフ64SUL-B」
こちらも今では新しい商品になっています。
【楽天スーパーセール】【送料無料5】シマノ ロッド カーディフAX B62SUL-RG(ベイトモデル)【9/4(水)20:00〜9/11(水)1:59 要エントリー】
結構いいお値段のシリーズなのでもちろん中古で購入いたしました。
このロッドを使ってみて私、驚きました。
なんてキャストしやすいんだ。
今までの鱒レンジャーは柔らかすぎました。
鱒レンジャーはダルンダルンでしたが、こちらはシャキッとしており軽いルアーがより投げやすくなった感じです。
それからはカーディフの虜になりましたが、たった1つだけ気になることが。
丸形の1500cとグリップがストレートなカーディフは組み合わせの見た目がいまいちなこと。
なんだか似合わないんですよね。
それぞれ単体だと格好いいのですが。
そこで見つけたのがOPA!の「スピンキャスター」
ガングリップで格好いいのです。
1500cをつけてみても、やはりこちらの方が格好いいのです。
ただこのロッドにも難点が…
どこにも売っていないのです!
私がこのロッドのことを知ったのは発売されてから数年が経っていました。
すでに新品はどこにも売っていなかったのです。
ここはやはり中古釣具の黄色いお店に行くしかないですね。
その時はこのロッドのことも忘れていて(しばらく見つからなかったのです)、ただブラブラと立ち寄ってロッドコーナーをボーッと眺めていたら…
ありました!
たくさん並んだロッドの山から1本だけ!
もう心臓バクバクでした。
めまいでぶっ倒れてしまうのではないかと。
あいにく持ち合わせがなかったので、すぐに帰宅し再びお店に向かいました。
まだ居てくれました。
これは運命ですね。迷わず購入です。
使い勝手ですが、とても使いやすいです(すみません。初心者の感想です)。
より遠くへ投げたいのなら長さと張りのあるカーディフでしょうか?カーディフは193cmでスピンキャスターは155cmとなっています。
しかし使っていて楽しいのはスピンキャスターですね。
あとはグリップの形状的に1500cを乗せて握りやすいのもスピンキャスターでしょうか?
そもそも管理釣り場でわざわざベイトリールでやる意味あるの?と思われるのではないでしょうか?私もそう思います。
大物がいて太いラインで重めのルアーを使うならありだと思います。
手返しの良さなどのメリットもあるようですが、下手くそな私ではバックラッシュでラインを直している時間の方が多いかもしれません。
そんなデメリットが多く感じてしまう管理釣り場でのベイトフィネスですが、一番の魅力は楽しいからだと思います。
釣りなんて所詮趣味の世界です。他人様に迷惑をかけず、ルールやマナーをしっかり守って楽しんで釣りをすれば良いのです。
最近はメンテナンスをさぼり、ベイトフィネスの出番もないのですが、また復活させようと思います。