ストック池から魚を入れたトラックがやって来ました。
1号池の後に2号池の順番です。
場所は受付小屋前あたりです。
それではさっそく赤金スプーンを投げまくります。
なかなかあたりはありません。
放流魚は通路側へ行ってしまったのでしょうか?
そのとき、私の目の前を群れをなして泳いでいく魚たちの姿が見えました。
これはまだチャンスはある!
その魚の群れは定期的に私の目の前を泳いでいきます。
ルアーの速さを変えたり、レンジを変えたり、ルアーを変えたり、ラジバンダリ、私の引き出しを目一杯使います。
しかし、何の音沙汰もなし。
タイミング良く回遊してきた魚の前をルアーを通せても見向きもしません。
普段何も考えずに釣りをしている私の少ない引き出しでは太刀打ちできませんでした。
放流チャンスを逃した…
ガッカリしていると
ググッ
あたりが!
放流から20分経過していました。一応放流魚なのでしょうか?
今回のヒットルアーは発光路でも使用したアルフレッドの目玉ルアー。
ちなみに朝一でサクラマスを釣ったのもアルフレッドの赤金スプーンでした。
どうやら今日はアルフレッドの日か?なんて考えていると隣でHALさんが魚をかけています。
HALさん「……!!…デカイ!」
どうやら大物がかかったようです。寄せては走られる激戦を制したのはHALさんでした。
どうですか?この美味しそうな魚体。
このときは大型の頂鱒だと思っていましたが、どうやらヤシオマスのようでした。
これをきっかけに私の闘争本能も沸々と燃え上がってきました。
大物を釣りたい
ここで私は思い出しました。
前回のすそのフィッシングパークでの出来事を。
最後の最後に大物を釣り上げたあのカラコンの奇跡を。
カラコンのフックも折れてしまったのでちゃんと交換してあります。
しかし、今日はかなりの強風。
カラコンを投げますが、左から吹く風により大きく右側へ流されてしまいます。
風が弱い時を狙って投げます。いつも通りの飛距離です。
HALさんによると魚はもう少し先のかけあがりにいる様子。
カラコンでは届かないか…。
その時風向きが変わりました。
ちょうど私の後ろから吹いている。追い風です。
この風にカラコンを乗せることができれば飛距離は延びるはず。
風は気まぐれなのでずっと追い風ではありません。
チャンスを伺います。
きた!
追い風になったところでカラコンをキャストします。
春風よ、カラコンを乗せ、すそのの奇跡をもう一度!
ポチャン
飛距離は1.2倍程に増えました。
もうちょっと、もうちょっといけるはず!
なんてやっているうちに釣れてしまいました。
さすがカラコンですね。
飛距離はそこまで変わりませんでしたが、なんとか1匹追加できました。
奮闘しているうちにお腹が空いてきました。
大物は釣れていませんがお腹は空きます。
釣り場で食べるおにぎりは格別ですね。
釣り場で飲む薬もまた一興ありますね。
よし、お腹も満たされた。後半戦へ向けて動き出します。