ペレットタイムにて無事に1匹確保した私たち親子。
あとは私が釣るのみです。
すでに1匹を釣った長男は砂場で余裕の砂遊びに興じています。
何で釣る?ミノー!
とはいうものの、ペレットタイム以外での糸口がわかりません。
迫りくるボウズの恐怖に半ベソをかきながらルアーを投げ続けても一向に釣れる気配はありません。
そんなときは釣り部のみなさんとお話をするに限りますね。
今回、単独釣行だったらすでに挫けていたことでしょう。
みなさんとお話をして慰めてもらえたことでモチベーションを保つことができました。
そしてミノーの使い手であるタカさんとようさんの間に入れてもらってミノーイングの練習です。
使うのはダブルクラッチのトッピングフード。
色々お話させてもらいながらトゥイッチしていると
ガッ
き、来た!
完全なる不意打ちです。まさか私がミノーで釣れるとは思っていませんでしたから。
もうそれはそれは興奮状態でリールを巻きます。
近くにいたタカさんとようさんは引いてしまっていたことでしょう。
それほど必死に巻いていました。この魚だけは逃さない!
念願のファーストフィッシュ。
しかもかわいいヤマメちゃんではありませんか。
これでボウズは免れた…。
ひと安心してお昼ごはんタイムに突入です。
妻が前日にテレビで見て作ってみたというたまごサンドです。
4枚切りの食パンを使用しているのでこれ1つでお腹いっぱいです。
参戦!ロブルアーカップ!
午後になってもまったりタイムは続きます。
長男はすでに飽きてしまい帰宅願望が強くなってしまっていますが、私は帰るわけにはいきません。
この後に大会が控えていたからです。
その名もロブルアーカップ。
ロブルアーのルアーのみを使った早がけ勝負です。
正直今の自分の状況では全く勝てる気がしなかったのですが、こんな機会は滅多にないので参加させていただくことにしました。
しかも、優勝賞品はバベル詰め合わせだというではありませんか。
これはなんとしてでも手に入れたいですよね。
前半後半の2グループに分かれ、それぞれ上位3人が決勝に進むというシステム。
私は後半グループなので、前半の方々の戦いっぷりを見学します。
なかなかテクニカル。
ただ、やはり釣る人は釣るのですよ。それでも時間内に3人が決まらなかったので最後はじゃんけんで決勝進出者を決めていました。
さあ、それではいよいよ後半グループのスタートです。
私は11番だったので一番インレットよりの端っこ。端の方がまだプレッシャーは少ないか?
使用ルアーはバベルAのしもペナ。重い方です。
バベルエース 1.1g #21 しもペナ BABEL ACE SPOON 1.1g <ロブルアー>
このヒリヒリとした感じ。学生の頃の部活の試合前のような、実に何十年ぶりに味わう感覚ですね。
そんなことを考えていると対岸で衝撃的な出来事が!
なんとペレット撒きをしていたところに長男が移動して1匹釣っているではありませんか!
周りの方にサポートしていただき、なんとかネットインできたようです。
こうなれば父ちゃんも負けていられません!必ずや結果を残してやる!
そして号令とともに試合開始です。
とはいうもののやはりわからない。どうしていいかわからない状態です。
周囲もまだ釣れていないようなのでまだチャンスはあります。
しかも、しもきんさんが参加者一人一人周ってアドバイスをしてくれます。
こんな贅沢なことがあっていいのでしょうか?
私の番でもバベルAの使い方、狙うポイントなど丁寧に教えてくれます。
大会の緊張感としもきんさんに直接教わっているという高揚感からもうドキドキが止まりません。
もはや竿先の動きがあたりなのか手の震えなのかわからない状態です。
しかし、そのままタイムアップ。後半グループはみんなノーフィッシュでタイムアップとなってしまいました。
このままじゃんけんになるか?と思いきや。
しもきんさんとオーナーさんが何か話しているではありませんか。
そして
しもきんさん「これからエクストラステージです。ペレットを撒きます」
おーー!!
ここでペレットタイム到来です。
しかも順番的に私の前にペレットが撒かれるのが最後。これはかなり有利な状況です。
ペレットが撒かれ魚たちの活性も爆上がりです。
そして後半グループ延長戦スタート!
これはもらった!
バチャバチャバチャーー!
立て続けに魚をかけていく他のメンバーたち。1、2抜けが決まり決勝進出枠は残り1つ。
私の前にも十分な魚たちが集まっています。
まだいける!まだいけるぞーー!
終了ーーー!
…終わりました。結局見せ場も何もなく終わりました。
1回戦敗退です。参加賞のバベルを貰い釣り座に戻りました。
最後のペレットタイム
釣り座に戻るとなんとオーナーさんがペレットを撒こうとしているではありませんか。
実はタカさんから丸秘ルアーを頂いていたので早速そのルアーをつけてペレットタイムに挑みます。
あたる!あたる!!すごいあたる!!!
そして釣れた!!!
念願の頂鱒です!
長男も何回かかけるもバラし多発で釣れず。時間もタイムリミットの15時になったのでこれにて納竿となりました。
まとめ
今回の持ち帰りはこんな感じ。
一時期ボウズを覚悟しただけあったので少ないですが、嬉しい釣果となりました。
帰りにこちらも人気な道の駅である川場田園プラザでお土産を購入。
妻に便宜を図り、次回以降の釣行の糧とします。
今回はなかなか難しかったですが、ロケーションといいオーナーの人柄といい魚の引きの強さや美味しさといいまた行きたくなる釣り場でした。