三度のラインブレイクを経て、それでも立ち上がる貧乏親子はヤシオマスを手に入れることはできるのか。
ヤシオマスとの最後の戦い
狙うは今回調子の良い大マス1区画。
すべての希望を練り餌に込めて、渾身の一投です。
今のところ大マスをキャッチできていませんが、短時間でこんなに大マスをヒットさせたことは今までありません。
必ず釣り上げる。竿を握る手にも力が入ります。
我が子も飽きずに集中しているようです。
そして
ついに
そのときが来ました。
ウキが沈んだ!
ググッと強い引きです。
子「重いよ~」
我が子をサポートしながら魚を寄せていきます。
バチャバチャと暴れています。
いや~この引き、楽しいですねぇ。
あまり時間をかけすぎてしまってもまたラインブレイクしてしまうかもしれない。不安がよぎります。
しかし、今回は秘策がありました。
切れるなら、先に入れちゃお、ヤシオマス
びくを準備しておき、大きな魚体を少し上げたらすかさずびくを魚の下に入れます。
必殺!ヤシオマスびくトリー!!
…
……
……書いていて恥ずかしくなりましたが、思い出のために残しておきましょう。
びくの入り口が小さかったので若干手こずりましたが、思惑通りびくにおさまる大きな魚体。
子「やったーー!」
ハイタッチをして小躍りする子どもとおっさんを周りのファミリーも生暖かい眼差しで見守ってくれています。
※人見知りな私は周りの視線が気になり、魚の写真は撮っていませんでした。
針を見てみるとガッツリと伸びてしまっていました。
※魚の写真は撮っていないのに針の写真は撮っていました。
危なかった~。
よし、これで目標は達成しました。
あとは釣った魚たちを計量してもらいに受付まで戻ります。
このときもびくの中で暴れる大マスは結構注目されますので、堂々と闊歩していきましょう。(私はビクビク怯えていました)
お魚たちのお値段は?
ここが一番気になるところですよね。
普段のルアーでの管理釣り場では先に料金を支払い持ち帰り制限内で魚を持ち帰りますが、餌釣りでは釣った魚の重さで料金が変わります。
ちなみに、私たちの側で見守っていたファミリーのお父さんは5000円(焼き代含む)くらいかかったようです。
そんな話を聞いていたからある程度覚悟は決めていました。
覚悟は決めていてもドキドキしますね。
今回は焼いてもらわずに生で持ち帰るので焼き代はかかりませんが、果たして。
小マス3匹
大マス1匹
合計 3000円
おー!思っていたよりも安くすみました。
大マス(ヤシオマス)は1.2kgだったようです。
魚たちはハラワタを出してもらい(ヤシオマスはエラも取っていてくれました)、塩をかけ、ビニール袋に入れて新聞紙で丁寧に包んでくれました。
袋を分けて入れてくれました。右が小マス3匹、左が大マスです。
生で持ち帰る際はクーラーボックスを自宅から持っていきましょう。
家に帰ってからの開封の儀。唯一のヤシオマスの写真です。
まとめ
初めて訪れた大川戸つり堀さんでしたが、なかなか楽しかったです。
小マスを狙う場合は、手前池なら奥池との通路側、奥池なら短辺側が魚影が濃いように感じました。
大マスなら奥池の大マス1区画が一番魚たちの反応がよかったです。大マスを釣るときはびくにすぐに入れられるようにしておくとラインブレイクしづらいですね。
魚たちを計量してもらっているときが10時半頃だったので1時間半くらいは釣りができました。このくらいの時間が我が子も飽きずに釣りができてちょうどよかったですね。
念願のヤシオマスも釣れたし大満足の釣行となりました。
子どもでも大物が釣れるので親子でも楽しめる釣り堀でした。
※Twitterにて「ネットの持参はありなの?」という質問があり、あらためて画像を見返したらネットは何本かありましたね。
確認はしていませんが、おそらく使っても良さそうな気がします。
次回お邪魔したときに確認してみます!