到着直後の好調が嘘のように反応がなくなってしまった。
起死回生の一手は見つかるのか?
魚たちの警戒心
さてどうしたものか?
頭を悩ませていると突然
「ガーガーガー」
大きな鳥の鳴き声です。
来たときから気にはなっていましたが、やたらと鷺が多い。
生け簀(加賀フィッシングエリアは放流魚の生け簀が池の中にあります)の上にいたり、1号池の小島の木の上にいたりと隙あらばさかなを食べようと狙っています。
今度は悠然と歩く猫が。
猫は魚をかけている釣り人のもとに駆け寄っていきました。
当然のように私をスルーしていきます。
さすがは加賀の猫。しっかりとした釣り人を見る目を持っています。
そこで、良く考えてみてください。
空からは鷺が、陸からは猫と我々釣り人がそれぞれ魚を狙っているのです。
魚だって警戒心は高くなります。
そんな魚の警戒心を薄れさせる方法はなにもしないただ1つですね。
とりあえずロッドを置いて先程散策中に買ったお茶を飲みます。
自然の中でボーッとお茶を飲む、なんとも日本人らしい瞬間ではありませんか。
釣り再開
あまりにもボーッとし過ぎてこのままでは寝てしまいそうだったのでそろそろ釣りを再開します。
キープは未だに0。これから釣れた魚は小さくてもキープしようと心に決めました。
ここは頼りになるピコチャタクラです。
やはり裏切らない!
しかし、このあとが続かない。
続かないが先程より魚が追ってきているのがわかります。
そんな悶々とした時間が過ぎていき、時刻は17時30分。終了時間が迫ってきていますが、なにやら水面も賑やかになってきました。
こんなときは私が愛してやまないルアー「ブリムシ」の登場です。
My favorite Lure【ブリムシ】 - ミニピンまめ吉のちょこっと釣行記
軽すぎてなかなか飛ばないのですが、虫みたいにピコピコ動かすと結構釣れる頼りになるルアーです。
春の桜パターンで爆釣ルアーですね。
はい~
釣れました。
クリアな水質のトップウォーターは魚が食いついてくる瞬間が見えてテンションが上がります。
楽しいですが、フッキングさせるのがなかなか難しい。
ついばんでいく魚との駆け引きも楽しいのですが、残り時間が少なくなってきてしまいました。
あの小枝がついに姿を現す
ここで、とあるルアーが目にとまりました。
魚ではなく人が釣れるという物議を醸し出したあの名(迷?)ルアー「鱒ノ小枝」です。
どこの釣具屋も売り切れ続出でたまたま寄った上◯屋で見かけたので1個だけ買ってみました。
買ったものの自粛期間に入ってしまったため今回までタックルボックスで眠ったままでした。
ついにその封印が解かれるときが来たようです。
スナップに付けていざキャスト!
クネクネ~
おおー!
ミミズアクションですね。
しかも魚が追ってくる。
食え!食え!
食ったー!
やりました。やってやりました。
これでもう何も思い残すことはありません。
ただ、キープした魚が4匹だったのでもう1匹釣りたい。
ここはもう一度鱒ノ小枝で。
無事にゲットです。
小さいながらも5匹のお土産を確保できました。
まとめ
サイズは小さかったですが、結構釣れて楽しめました。
平日でもそこそこ人が入っている加賀フィッシングエリアは休日はきっと混みあっているのでしょう。
今度はゆっくり1日釣りがしたいと思いました。
加賀フィッシングエリアは至るところにゴミ箱が置いてあります。
こんなにしっかりしたゴミ箱があるので、出たゴミはその辺にポイ捨てせずキチンとゴミ箱に入れるか持ち帰りましょう!