5月も中旬。我が家の周りの田んぼも続々と田植えが終わっていきます。
私は昔から田んぼに水が入る時期が好きでした。用水路から流れる水の音が好きだったのです。
最近はまめ吉との散歩でも水の流れる音を聴きながら、用水路や田んぼを覗きこんで水の中の生き物を観察しています。
そしてなんとなく以前テレビで自宅で稲を育てるキットみたいなものがあったようなことを思いだし、ちょっと調べてみました。
バケツ稲
さっそくネットで調べてみましたが、残念ながらキットを見つけることができませんでした。
しかし、キットがなくても自宅で稲を育てることができる。
その名もバケツ稲です。
そうです。その名の通り、バケツで稲を育てるというものです。
あのJAさんも「バケツ稲づくりセット」を配布しているということ。もちろんHPにやり方がちゃんと載っています。
今回はJAさんの方法に則って行なっていきたいと思います。
JAさんの方法では種籾からの芽出しからの種まきまでを行なっていますが、父の知り合いから稲の苗を譲っていただけたので今回は省略しました。
準備するもの
バケツ
家にちょうど良いバケツがなかったので以前モルタルを練るのに使用していたトロ舟を使用しました。この他にもうちょっと深さがあるものとして以前漬け物を漬けるために使用していた箱も使います。臭いが残っているのでムセないように注意しましょう。
土
我が家では以前購入した土が土嚢に入って転がっていたのでそれを使いました。
JAさんの方法では黒土6、赤玉土(中粒)3、鹿沼土(小粒)1を混ぜ合わせて作っているようです。
肥料
肥料は余っていた芝の肥料がリン酸・チッソ・カリの3要素を含む化成肥料だったのでそのまま使ってみました。
苗
ありがたいことに立派な苗をいただけました。
以上です。
なんと!今回は苗を譲っていただき、その他の準備も家に余っていたものを使用したためお金がかからずにはじめることができました。
土作り
まずは苗を植える土を作っていきます。ここからは我が子にも手伝ってもらいました。
トロ舟に土を入れていきますが、土嚢の中で固まっていたようで我が子と一緒にスコップで砕いていきます。
程よく砕けてきたら肥料を入れて混ぜていきます。
次に水を入れて泥状にしていきます。
この時の混ぜる作業が我が子は一番楽しそうにやっていました。
これで土ができました。
いざ、田植え
それではいよいよ本番です。苗を植えていきましょう。
束になっているので3~5本を一株にして植えていきます。
間隔は30cmほど空けるのが良いようですが、貧乏根性なためできるだけたくさん植えてみようともうちょっと狭めに植えてみました。
これが吉と出るか凶と出るか?
私が植えるポイントに穴を空け、そこに我が子が植えていきます。
本当はこのまま1日くらいおいておくようなのですが、ちゃんと読まなかった私は1cmほど水を張りました。
うん、どうでしょうか?小さいながらも立派な田んぼが出来上がりました。
今後
根が張ってきたら苗の身長1/3(5cmほど)まで水を張っていくようです。
その後は水管理しながら虫やスズメに注意していかなければなりません。
田植えは楽しい
我が子と楽しく田植えをすることができました。子どもは土いじり・泥いじりが好きですからね。子どもに手伝いをお願いするときは汚れても良い服装にしましょう。
普段何気なく食べているごはん。そのお米ができるまでを我が子と一緒に観察していきましょう。
しっかり育ってくれることを祈るばかりです。
この後も過程を追っていきますので行ご期待!
P.S.
もらった苗にホウネンエビがいました。
バケツ稲のその後の成長の様子
2週間目まで
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